フランチャイズビジネスとは?
フランチャイズビジネスを運営する企業をフランチャイザー、FC(フランチャイズ)本部・本部企業などと呼ばれます。
権利を与えられる者を「フランチャイジー」といい、加盟店・加盟者(社)と呼びます。
- 【参考】
- フランチャイズという言葉は英語の[franchise]という単語がそのまま日本語として使用、「〈人・会社などに〉特権を与える.」という意味になります。
権利とは、フランチャイザーがフランチャイズビジネスを運営するために開発した商品や仕組みのことです。(下記1~3を参照)
- フランチャイザーの商標、サービスマーク、チェーン名称を使用する権利
- 経営上のノウハウを利用する権利
- フランチャイザーがフランチャイジーに継続的に行なう指導や援助を受ける権利
上記は、まとめてフランチャイジーに提供されることから、フランチャイズバッケージと呼ばれます。
フランチャイズパッケージは、フランチャイザーとフランチャイジーが、一定の取り決めのもとで提供され利用するものになります。
その取り決めが「フランチャイズ契約」であり、その内容に従いフランチャイザーはフランチャイジーにフランチャイズパッケージを提供し、フランチャイジーはフランチャイザーにパッケージを利用した対価として、一定の金額を支払います。
これを、ロイヤリティと呼びます。
フランチャイズビジネスとは、フランチャイザー(フランチャイズ本部)が開発したフランチャイズシステムやノウハウと、それを象徴する商標、サービスマーク、チェーン名などの事業を運営する方法を提供するのに対し、フランチャイジーが自分の資金を投資して、本部の商売手法、ノウハウを使用して営業を行い、お互いに利益を得ようとする「事業の共同体」になります。
ですが、フランチャイザーであるフランチャイズ本部とフランチャイジーである加盟店はフランチャイズ契約で結ばれた、独立事業者となります。